今回の内容は、「彼氏がうるさい!家族がうるさい!ラウンジの綺麗な辞め方教えます。」です。
ナイトワークのイメージが良くない原因に「なかなか辞めさせてくれないこと」が挙げられ、多くの人がいわゆる「バックレ」や「飛び」などを使い、決して円満に退社をしない傾向があります。
今回の寄稿者はラウンジ経験者のあんなさん。彼女もまたラウンジを退社された一人ですが、円満に退社された方です。その彼女が行った方法を紹介していただきました。
それは、満足していたようで満足していなかった、空っぽになってしまっていた心に気がついたからでした。
ラウンジを始めてから、仕事場までワンメーターで行ける、ド都会に住んで、貯金も同世代の平均より桁が違うだけ溜まって、憧れてたハイブランド物もたくさん買ってもらったし、自分で買えるようになりました。周りの友達からも羨ましがられたし、そんな自分をインスタで見せびらかして、イイネやコメントをもらって満足していました。なのに、自分の中で何かが満たされてなかった。
ある日、久々に実家に帰って母親の作ったご飯を食べて、たわいもない会話をしてたら涙が出てきました。自分を飾らずに大切な人と過ごす時間がどれだけ幸せな事か気付かされました。
それで私はラウンジを辞める決意をしました。私目当てで来てくれているお客様が多かったので、退店は簡単ではないと想定してました。実際に辞めると決めてから退店まで2ヶ月かかりました。知り合いに紹介してもらったお店であったこともあり、いつどういう形でまたお世話になるかわからないので、後味の悪い辞め方をしてはいけないと感じていました。
そこで私が使った手法。
いったん夜職を辞めると決めたら、私のお客様への気持ちも仕事への熱も冷めていました。
そのため、お客様の気持ちを冷めさせる、冷めさせてしまうのも簡単だった気がします。営業LINEを送るのを辞めて、アフターのお付き合いを辞めて、お客様に優しく接するのを辞めたら、自然とお客様の足が遠のいて行った気がします。
お客様を連れてこない女の子はラウンジにとっても価値が低くなります。私がいなくなっても店に売り上げの大きな打撃がないと思わせる。
そのためにわたしがしたのはお客様を離れさせること。何かを告げるわけではなく態度を変えることでお客様を切って行きました。
いっきに出勤を0にするのではなく、8割、半分、2割と出勤を減らして行きました。私はストレスによる体調不良を言い訳にしましたが、本業/昼職が忙しくなって、とかも使えそうです。
出勤を減らせば売り上げも減るので、自然と辞めやすくなりました。
私の見てきた女の子たちの退店ケースでは、嘘か本当かわかりませんが...。留学に行く、本業で転勤になった、結婚することになった、親が病気になって夜に家を開けることが出来なくなった、とかと言った理由で、さっと辞めていく人もいました。
いかがでしたでしょうか。円満退店お祈りしています!
いかがでしたか?
仕事を辞めることは決して悪いことではありません。なぜならその人の人生の新たな一歩を踏み出すきっかけとなるからです。
ですので辞めるのであれば、綺麗な形で辞めて、新たな一歩を踏み出しましょう。その方がすっきりした気持ちで進めますし!