今回の内容は、「キャバクラで会った客がストーカーになった怖い話 」です。
どれだけいいお客様でもいつどんな時でも油断はしてはいけません。なぜなら男性の中には勘違いを起こして女性に付きまとう「ストーカー」になりかねないからです。
最初は付きまとうだけで相手に恐怖心を与えるだけかもしれませんが、それがエスカレートしていき、最後には事件に巻き込まれることだってあるんですから。
寄稿者は「えみみ」さん。キャバクラで働かれていた彼女が経験した【客がストーカーになった怖い話】をお届けします。本当にあったことなので、すごくリアルに描かれていますよ。
私は長年、キャバクラ、クラブ、ラウンジで働いていました。
初めての水商売はキャバクラだったのですが、当時は水商売の右も左もわからず戸惑うこと、失敗することが多々ありました。
キャバクラで出会ったあるお客様がストーカーになってしまった話を執筆しようと思います。
私の水商売デビューは池袋のキャバクラでした。池袋というと客層、治安悪いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、私が働いていたお店はいわゆる高級店でしたので、池袋の中ではかなり安心して働けるお店でした。
当時の私は、キャバクラのキの字も知らなかったので戸惑うことが多かったですが、とても明るい接客をしていたおかげ?か、わりとすぐにナンバー入りすることができました。
また、ナンバー入りできたのも、私を気に入ってくれたとても親切なお客様、A様のお陰でもあります。
A様は私が出勤する日には、必ず指名できてくれて、私が卓被り(=私を指名してくれるお客様が複数いて、それぞれのお客様の席に着く時間が短い場合)でも、快く「いってらっしゃい〜稼いできてね〜」と言ってくれる、とても優しい方でした。
A様とは毎日のように会話をするので、とても仲良くなれました。そのせいもあり、私は心を完全に開いてしまいました。自分の出身地から卒業した学校名、家族構成、友達の話まで、ペラペラと個人情報を話してしまっていたのです。
ある日、実家の母から電話が鳴り、私宛に送り主不明で手紙が来てるよとのこと。現在私は実家を離れ一人暮らしなので、私の家に転送してもらいました。手紙の内容は私への恋文。「結婚して子供を3人作ろう。家はいまの私の家に住めばいいよ」などなど…私への思いが手紙3枚分綴られていました。私は気持ち悪く思いましたが、送り主もわからないので、とりあえず放置しておくことに。
あとになってわかったことなのですが、送り主はあの親切なお客様A様でした。A様と仲良くなって、心を開いてたとはいえ、流石に実家の住所をA様に伝えることはしていなかったのでとても怖かったです。
また、その手紙を送った日も、手紙が私の自宅に転送されている時も、毎日お店には来てくれていました。
ある日、仕事を終え、深夜に帰宅し、いつも通り自宅マンションのオートロックを解除し、自宅のフロアにつくとそのA様がいました。
流石に怖かったので110番に電話をし、すぐに警察に来てもらいました。A様は不法侵入で現行犯逮捕され、A様はストーカー規制法により私に接近禁止令がだされました。
それからもちろんお店は出禁になりました。
どんなに親しいお客様でも、自分の個人情報はあまり開示しないことをおすすめします。誰がいつ、あなたのストーカーになるかわかりません。
私は初めての水商売だったこともあり、お客様の怖さを理解していませんでした。
私と同じような被害に遭う方がいないように願います。
いやー怖かったですね!ただよかったところは寄稿者の「えみみ」さんが何お怪我もしていないところですかね。
ですがやはり心に傷を負ってしまい、少しの間は男性が怖かったという話も聞きましたので、精神的には相当きつかったと思います。
今回の記事は他人事だとは思わず、いつ自分の身に降りかかるかもしれないと思い、生活をしたほうがいいかもしれませんね。特に個人情報などはあまり話さないなどの、警戒が必要かもしれません。