今回の内容は「会員制ラウンジから銀座の高級クラブに移籍して感じたこと」。
ラウンジ嬢からクラブホステスに仕事を変える女の子は少なくないです。
お仕事を変える時って働き方や給与など気になることがたくさんありますよね。
寄稿者は西麻布ラウンジから銀座クラブへデビューした、みよんさん。ラウンジと高級クラブの違いを詳しく解説してくれました。
銀座の高級クラブは西麻布や六本木のラウンジと働き方が全然違うので、高級クラブのバイトが気になっている女の子は一度目を通してみてください!
会員制ラウンジで働く女の子は、お店にもよりますが19〜25歳くらいの容姿端麗なラウンジ嬢が多いです。
もちろん25歳以上の女の子でも、ビジュアルとカラーが合っていれば全然ラウンジでも働けますが、30歳前になると、銀座の高級クラブに移籍する女の子が多い気がします。
私も、なんとなくラウンジの若さに疲れて銀座デビューしてみた中の1人。今回は、そんな私が銀座の高級クラブの実情を暴露しちゃいます!
銀座の高級クラブは、会員制ラウンジと違って「係」と呼ばれる永久指名が常識です。
例えば、もしあなたがママやお姉さんのお客さんの席でお客さんに気に入ってもらえて「今度同伴行こうよ!」と誘われたとします。
その後に2人で同伴して、お店でボトルを開けたとしても、それは全てママとお姉さんの売上。
ママのお客さんやお姉さんのお客さんにどんなに気に入られても、銀座は永久指名制なので、そのお店に在籍している間は係にはなれないのです。
ではなぜ、銀座のホステスさんは自分の売上にならないのに同伴やアフターをこなすのでしょうか?
だいたい、銀座のホステスさんが移籍するタイミングは1~2年に1回と言われています。
在籍中に他のホステスさんの係のお客さんと仲良くなり、移ったお店で自分の係にする…そしてまた同じことを繰り返して、地道に自分の係を増やしていくんですね。
銀座の高級クラブは面接では必要ありませんが体験入店からヘアセット必須。
キャバクラで着るようなキラキラふわふわのミニドレスより、派手すぎない上品なタイトワンピやロングドレスを着ているお姉さんが多いです。
お店で着るワンピやドレスを、家からそのまま着てくるホステスさんもたくさんいますね。
夜一本で働く、いわゆる「プロ」のホステスさんは、タクシーで出勤する方が多いので人目が気にならないのかもしれませんが、最初は結構衝撃的でした。
夕方~夜8時前に銀座の街を歩けば、ばっちりドレスを着たお姉さんたちが同伴している姿が見られますよ。
あと、会員制ラウンジやキャバクラは基本的にマンツーマン接客のところが多いと思うんですが、
銀座は1人のお客さんに対して2.3人の女の子がつくことが普通です。
マンツーマン接客は目の前のお客さんと話しているだけでよかったのに、ママやホステスさんにも気を遣わなくちゃいけないので、会員制ラウンジ出身のわたしはそのチームプレイになかなか慣れなかったんですよ。
お話に夢中で灰皿交換を忘れちゃったり、お酒をこぼしちゃったり…ほんとにポンコツだったと思います、すみません(笑)
銀座の高級クラブに通うお客さまは、「銀座で飲んでいる」ということにステータスを感じている方がほとんど。
大企業の社長さんも多いので、汚い飲み方をされる方は少ないです。テキーラやコカレロのショット系は、銀座では全くと言ってもいいくらい飲まなかったですね〜。
銀座の高級クラブに通う男性はみんな紳士的で、遊び方もわかっているので同伴もしやすかったです。あと、
銀座はママやお姉さんが怖そうっていうイメージがある女の子も多いと思うんですが、 ぶっちゃけこれは自分との相性によると思います。
ガンガン自分が飲んで女の子にあれこれ注意する体育会系のママもいますし、まったり飲んで女の子にあまりガミガミ言わないママもいます。
もちろん優しいママがいるお店で働くのが1番働きやすいとは思うんですが、体育会ママの方が面倒見が良くて慕われてたりするんですよね。
自分のお客さんを女の子にあげるママもいますし、何かトラブルがあった時に庇ってくれたりします。
逆に、あんまり口うるさくない一見優しいママは、気に入らない女の子がいるとすぐNG出したりクビにしたり…。
銀座はお店が多くてママも個性豊かなので、面接の時にママがどんな人かのチェックも忘れずに!
そして、1番気になるのはお給料ですよね。
ぶっちゃけ、私はラウンジやキャバクラより日給は出ました。
銀座経験なしの25歳ゼロヘル(銀座で1人も自分のお客さんを持っていないヘルプ要員)でも、週3回出勤で日給4万+各種バック保証。
芸能やってた美人さんとかお客さん持ってる子なら、もっと出るかもしれません。
銀座のクラブは大体同伴ノルマがあります。
私は副業ということもあり月2回同伴すればクリアだったのですが、フル出勤の女の子は少なくても月3〜4回は同伴ノルマがあるんだそう。
ただ、それなりに頑張っていればママやお姉さんの同伴に呼んでもらえたりするので、想像するより難しくないはず。
クラブは当日欠勤や遅刻には会員制ラウンジとは比べ物にならないくらい厳しいです。
せっかく高い日給を出してもらっても、ペナルティばかりだと意味がないのでマイペースすぎる子はちょっと大変かも。
あと、会員制ラウンジで知り合ったお客さんを銀座に呼ぶのは結構難しかったです!
私が働いてたのが恵比寿だったので、そもそもエリアが離れているのもあったんですが、何より銀座のクラブは敷居が高いイメージがあるので、一生懸命営業してもなかなか気軽に来てくれないんですよね。
会員制ラウンジから銀座の高級クラブに移籍を考えているなら、まずはお客さんに軽く相談して、来てくれるか打診することをオススメします!
あと面接や体験入店の相談に乗ってくれたFAさんには本当に感謝しています!
筆者:みよん
今回は1人のラウンジ嬢が銀座デビューした時に感じた「会員制ラウンジと高級クラブ」の違いでした。
高級クラブに入店して最初に感じるのは働き方の違いでしょう。
キャバクラや会員制ラウンジではマンツーマンでの接客が多いですが、高級クラブは1人のお客さんに複数人で接客をします。
ママや先輩ホステスとの連携が必要なので、最初は戸惑う事もあるでしょう。
なので、まず入店した時にすることはママや先輩に「明るく挨拶」をする!当たり前のことですが大切なので必ずしましょう。
連携プレイや難しい接客は後から自然と身に着くので、まずはそこから始めてみましょう!