今回の内容は「銀座ロッセで働いた経験を綴ります」。銀座ロッセとはレトルフ系列の会員制ラウンジで、クラブラウンジというクラブとラウンジの中間のようなお店です。
今回の寄稿者はそんなクラブラウンジ経験者のみよんさん。みよんさんはクラブや他の会員制ラウンジで働いた経験もあり、面接の内容や実際働いてみて他と比較して良かった点・悪かった点などを解説してくれました!
私が銀座のロッセで働くことになったのは、たまたま以前お世話になったFAさんと街中で再会したことがきっかけでした。
その時私は銀座のクラブで働いていたのですが、独特の銀座ルールについていけず、ラウンジに戻りたいな〜と思っていたんです。そのことを打ち明けると「じゃあ銀座にレト系列のラウンジあるから見てみる?」とロッセを紹介してもらうことに。
お店の場所は、面接前からなんとなく知っていました。わりと新橋寄りにあるので、銀座駅より新橋駅から行った方が近いかもしれません。
店内は黒を基調にしたシックな内装かつ照明が暗めで、箱自体はそこまで広くはないです。イメージ的には、系列のガストンをもうちょっと薄暗くして黒多めにした感じかな?
面接は店長さんと1対1で、お酒の強さ、芸能活動をしているか、あと今までの夜経歴と系列店でのお給料も聞かれましたね。多分、以前にレトルフ系列に在籍していた経験がある子ラウンジ嬢は名簿?履歴が残ってるみたいで、条件とか嘘ついたらバレちゃうから気をつけてください!私は全部正直に答えた結果、さっそくその日に体験入店させてもらいました。
客層は、レトルフ系列の中で一番年齢層が高めで落ち着いていました。ただ銀座のクラブとはまたちょっと客層が違うかなという印象もありますね。でもスタッフさんはみんな優しいし、女の子同士の仲も悪くなかったと思います。
ただラウンジなのに基本私服NGで、ドレスかワンピの着用が必須なのがちょっとめんどくさいのと、正直客入りはそんなに多くはなかったですね。もちろん時期とか曜日にもよると思うんですが、働いていた時にめちゃくちゃ飲んだ〜忙しかった〜って思った記憶は正直あんまりないです(笑)
たくさんフリーについてお客さん掴んで稼ぎたい!って思ってる子は、キャバクラとかクラブのほうがオススメかもしれません。
個人的に、ロッセで働いてよかったなと思ったポイントは「客層が落ち着いていてまったり接客できる」「クラブに比べたら料金安めなので銀座で捕まえたお客さんを呼びやすい」「出勤している女の子が多くないので送りに時間がかからない」ことですかね。逆にイマイチだったなと思う点は「同伴とか本指名ゆるいノルマが一応ある」「会員制ラウンジにしては規則が多くて厳しい」点です。
まとめると、ロッセは年齢層高めの落ち着いた客層が得意で、ある程度ノルマがあっても大丈夫な方にオススメの会員制ラウンジです!
筆者:みよん
まだ銀座という街をよく知らない年の頃営業マンをしていたときがありまして、真昼間にこのロッセがある辺りの銀座~新橋をよく周ってたときがありました。夜とは全く違ってほとんど人が歩いておらず、「銀座の夜の街ってこんな閑散としてんの??」とびっくりしたのを思い出します。
ところがどっこい日も落ちて暗くなってくると、ばっちしキメたキレイなお姉様や黒服の皆様、お店に来るお客さんの車の列で道路が渋滞になって、「すげーな!銀座!昼と全然違うやん!」とビビったのを覚えております。いつの時代になっても銀座はこんな街でいてくれることを私切に願っております。