1度面接や体験入店で落ちたキャバクラやラウンジに再チャレンジして「働けた」理由

 



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今回の内容は、「1度面接や体験入店で落ちたキャバクラやラウンジに再チャレンジして働けた理由」。面接や体験入店で落ちることはありますよね。でも、再チャレンジする人ってなかなかいないんじゃないでしょうか?実際わたくしもそんな経験はありません。

 

今回の寄稿者は現役クラブ嬢のえみみさん。一度体験入店までして落ちたにも関わらず、意外な理由から再度体験入店することに。どこにチャンスがあるか分かりませんね!みなさんピンチはチャンスですよー!

 

 

 

 



 

1度面接や体験入店で落ちたキャバクラやラウンジに再チャレンジして「働けた」理由


時にはリベンジが成功することも
 

 

1.銀座のキャバクラ

 

現在、私は銀座のクラブで働いていますが、以前は銀座のキャバクラで1年程働いていました。

上野や池袋、歌舞伎町の大衆店とは異なり、キャバクラではありますが、銀座という土地柄、わりと高級なお店でした。キャストのの容姿レベルも高く、みんなそれぞれ個性があり、キャラクターが立っていました。

それでいて嫌味っぽいキャストがいなかったので、とても働きやすそうな環境でした。

また内装もシャンデリアや胡蝶蘭が飾ってありとても豪華で、奥のVIP席となると、特にシャンパンなどの抜きものを入れなくても、ついた女の子にドリンクを飲ませてあげると、お一人様ワンセットでお会計10万円以上するお店でした。

ですが、そのお店の面接を受け、その日のうちに体験入店をしたのですが、落とされてしまいました。

 

2.落ちた理由

 

落ちた理由としては単純に自分のお客様をもっていなかったからです。

当時の私は水商売のブランクがあり、今すぐ呼べるお客様が2組ほどしかいませんでした。

しかもそのお店はわりとノルマがきつく、1日から14日が前期、15日から月末が後期と呼ばれ、それぞれ月火水のうちに同伴2回ずつが必須で、また同伴と別に本指名も前期で4本、後期で4本以上取らなければ、罰金というルールでした。

私は、今すぐお客様を呼べる状態になかったので、落ちてしまいました。

 

3.専務からの電話

 

ですが暫くして、ある日、一本の電話がかかってきました。それは私が面接、体験入店で落ちたキャバクラの専務からでした。

専務「銀座のキャバクラ〇〇の専務だけど、今電話いいかな?以前、入店を断っておいて申し訳ないんだけど、もしまだお店が決まってないようだったら、入店してくれないか?」

電話口でそう言われた瞬間、「あのとき面接、体験入店で落としたくせに…」と少しむかっとしましたが、まだお店を決めていなかった私はとりあえず話を聞くことにしました。



 

4.専務との面接

 

お店に着いてもう一度面接をしました。

以前面接、体験入店をした時は主に店長と面接をし、店長の指示の元体験入店をしましたが、今度は専務と面接をしました。

専務「ついこの間、入店を断っておいて申し訳ないんだけど、最近、外国のお客様がすごく増えて、しかも外国の方ってすごく羽振りがいいから、ぜひ入店してほしいんだよね…」

確かに、以前面接を受けたとき、面接用紙に、自分の氏名や住所などの個人情報以外に、過去の水商売の経歴、特技などを事細かに書きました。

その特技欄に「英会話(TOEIC960点)」と記入してあり、それを見て専務が私に電話をかけてきてくれたようです。

専務いわく、「見た目、バリバリ日本人の黒髪アジアンビューティーな君(=私)が英語をペラペラ喋る姿って、すごく外国人受けすると思うから、どうか入店してくれないか」とのことでした。

 

5.2回目の体験入店

 

せっかく話を聞きに来たので、とりあてずその日のうちに、もう一度体験入店をしました。

すると、その日は平日だったにもかかわらず、満卓で、外国人のお客様が2組もいました。私以外に英語が流暢に話せるキャストがおらず、私はその2組の外国人のお客様の席を行ったり来たり…

日本語を忘れるんじゃないかと思うくらい、英語を話しました。

その2組のうちの1組はVIPなお客様で、赤ワインがとてもお好きな方でした。「ワインリストを、持ってきて」と言うと、いっぺんに高級赤ワインのボトルを3本もオーダー。
3本のうち、3本とも全部飲みきらず、半分以上残して会計し、帰って行きました。

キャバクラにくる外国人のお客様の中には、女の子をお持ち帰りできると思っているお客様や、別室でエッチなことをできると思っているお客様が時々いるのですが、そのVIPなお客様は、そういった会話はいっさいせず、数十万円をカードで支払って、さくっと帰られました。

日本のキャバクラでの遊び方を心得ているようでした。

 

6.閉店後、再度専務と話すことに

 

専務「お疲れ様。今日どうだった?」

私「ほぼ英語しか話していないので、結構脳みそ使いました(笑)」

専務「そうだよね、でも最近、2日にいっぺんくらいの組数で、外国人が来たり、日本人のお客様が外国人を連れてきてくれたりするから、英語を喋れるキャストが本当欲しいんだよね。外国人で日本に駐在している人って結構お金持ってるからお店としてはそのチャンスを逃したくなくって…」

私「はい…」

専務「うち結構ノルマあるんだけど、ノルマ一切なしで、時給4500円だすからどうかな?ヘルプ的なポジションでいいから。もちろん、本指名バックも場内指名バック、ドリンクバックは付けるからさ…」

と、提案されました。お客様を持っていない私からしたら、とても好条件でした。

その日のうちに入店を決め、次の日からそのお店で働くようになりました。一度入店を断られて諦めていたので、まさか入店できるとは思っておらず、とても嬉しかった記憶があります。

専務から「入店しないか?」と誘われたとき、ムキになってチャレンジしていなかったら、そのお店で働くことはなかったと思います。



やめた今でもそのお店に遊びに行くほど、今では大好きなお店です。

面接、体験入店で落ちたキャバクラですが、あのとき再チャレンジしてよかったなあと、心から思います。

 

 

筆者:えみみ

 



 

編集後記


数年前恵比寿のラウンジに行ったのですが、そこで付いた子がフィリピン人の女の子でした。大学生で日本に留学して半年程度だそうで、お顔はとってもキュートなんですが、日本語がまだ片言程度。

わたくしも酔っ払ってるのもあり、なかなか話が噛み合わず、「外国人と付き合うとこんな感じなんかなー」と思うと楽しくなってきて、無駄に2時間も居座ってしまうことに。

よく話もろくにできない子を採用したなとびっくりしたもんですが、意外に頑張って日本語で話そうとする女の子におっさんたちはやられてしまう作戦だったのかもしれません。おっさんまんまとやられちゃったよー!