今回の内容は、「【 ラウンジバイト 給料 】指名や同伴バックが振り込まれてない!お給料が違う時の対応基本編!」です。
会員制ラウンジの給与システムは、時給と頑張った分だけお金がもらえる「バック」を合わせた金額が、その人の給与になるところが多いです。
ですが、たまに「あれっ?ちょっと少ないんじゃないかな?」や「この金額違うんじゃないかな?」と思ってもお金の問題になると話しにくくなりますよね?
今回の寄稿者は元会員制ラウンジ嬢の「グリコ」さん。彼女が使った給与に関する伝え方をプチエピソードを踏まえて話してくれました。
こんにちは、グリコです。あれ?お給料が間違ってる!ポイントが少ない!
夜のお仕事なら、そんな経験あるかもしれません。
しかもお給料の話って、なんだかデリケートで聞きづらいですよね、、、。そんなときに私が実際に取る行動、またはいくつかの方法をつづります。
夜のお仕事をはじめようとしているあなたも、知っておいて損はなし。
私は、誰をはさむことなく店長に伝えます。
なぜなら話題が話題なだけに、違ったニュアンスで伝わるのが怖いからです。
「こちらの勘違いかもしれません。でも、一応確認していただけますか。お手数をおかけしてしまって、ごめんなさい。」
「お給料違うんですけど、、。」
どちらの方が、これからも一緒に働きたいと思えるでしょうか。
社会人として当たり前のことかもしれませんが、確認をしてもらう時は、自分が間違っているかもしれないという気持ちはちゃんと込めることが大切です。
相手が間違っていたと分かるまで、相手にしてみれば仕事が増えるだけだからです。それから、自分が間違っていた場合、恥ずかしさは半減します。(笑)
100%確信があっても、ミスが何回目であっても、申し訳ない気持ちはしっかり言葉に出しましょう。
よくお給料の間違いが起こるお店なら、スタッフの方に伝えてもいいかもしれません。
お店側が対応に慣れているので、こちらの伝え方など気にしないからです。
一方、周りの女の子からお給料にミスがあったなどの話を聞いたことがないなら、まるであなただけお給料を疑っている気分になってしまうもの。そんな時は伝え方が重要になるので、わたしは必ず、即店長です。お店に入ったばかりであれば、なおさら丁寧に相談すると店長も親身になってくれるはず。
でも、店長などお給料に関わる人に、どうしても聞けない状況だったら、、。
お店によって、アテンドのお姉さんがいるところがあります。特に、こちら側で働いたことのあるアテンドの方なら気持ちが分かると思うので、きっと自分のことのように取り合ってくれるはず。
次に、話し方が柔らかいボーイさん。店長に伝えるときも、柔らかく伝えてくれると思うからです。
おすすめの最初の選択肢は、すぐに店長さんに伝えること。具体的な日にちの確認、たくさんいる女の子の名前も含め、誤差も起きにくいでしょう。
わたしならまずメール一択です。
気持ちが伝わらないかと思うかもしれませんが、メールならゆっくり丁寧に伝えたい言葉を書けるからです。何よりメールは残ります。
「いつもお世話になっております。○月○日のお給料ですが、思っていたものと違っていたため、ご確認いただけますでしょうか。お手数をおかけしてしまって、大変申し訳ありません。」
あなたが伝えやすいのであれば、事務的でもいいと思います。普段どんなに和気あいあいとしていても、これはお仕事。あなたは、あなたの時間を使って働いているのですから。
もちろん、店長さんと仲が良ければここまで固くする必要はありません。あなたらしく、普段の感謝とお願いする気持ちを表現しましょう。
メールを送ったあと、2、3日様子を見て反応がなければ、直接やんわりと、メールが届いたかを確認してみましょう。
私は今まで、ある西麻布のラウンジでお給料に関して二回、あれっ?と思ったことがありました。
一度目は実際に間違っていて、「お詫びに」と、なんと少し多めに振り込んでくれました。
そして二度目は私の勘違い。(恥ずかしい。トホホ)
にも関わらず、「いつも頑張ってるから」と、なんとまた少し多めに、、!(泣)
稀なことかもしれないので大きな声では言えませんが、一緒に働いている人たちとの信頼関係を築く大切さを実感しました。一生懸命働いていれば、見てくれている人もいます。
二つ目のエピソードは、完全にわたしの未熟さを知った日のこと。大きな学びを得ました。
大学生のころ、夏休みにガールズバーで一ヶ月間、週5で働きました。一日だけ、どうしても体調が悪く、前日にドタキャンしてしまった日がありました。
辞めた翌月にお給料を受け取ると、なんと一ヶ月のお給料は自分が予想していた4分の1にも満たず。
電話で欠勤の連絡をしたときに、店長に「ペナルティー高いからね」と言われたものの、ここまでとは、、。
確認すると、働く前に見せてもらった紙にペナルティーについての項目が書いてあったらしいのですが、覚えておらず。
仲良くなった女の子たちは、「ここは辞めるとお給料を減らす」と。
その紙を送ってもらえば真相を確認できたのかもしれませんが、はじめてのガールズバー。なぜか、それ以上は怖くて何も言えませんでした。
いわずもがな、そういった契約の紙は万が一渡されなくても、写真を撮るなどして必ず保管しておきましょう。
また、契約内容に少しでも疑問があれば、遠慮せず必ずお店の人に確認を。
何かあったときに悲しい思いをするのはあなたです。
もちろん、エピソード1のように信頼できるか会員制ラウンジもあれば、そうでないラウンジも。
働く前に、働いているひとを観察したり、こういったコラムでお店の評判を見たり、女の子の声をきいたり、働く場所を自分なりに探ってみるのもいいかもしれません。
いかがでしたか?なかなか切り出しにくい、お給料についての話題。
よい関係を築くため、伝え方は丁寧に。でもお仕事なので、遠慮はせずに。
自分が聞きやすくするために、面接や体験入店の時や普段からある程度話をしたりしての信頼ポイントを貯めておくのもいいかもしれません。
いかがでしたか?
店長やマネージャーも人間なので間違えることはあります。
ですが、間違いをそのままにしておくのはいけません。だって違うんだもん!
しかもお給料の話になれば、なおさらのことです。
面倒ですが、皆さんも働く際はマネージャーさん方と仲良くなり、お金の計算を普段から行っておいた方がよいでしょう。
【お金の切れ目は縁の切れ目】とも言いますしね。