今回の内容は、「銀座クラブの体験入店で押さえるべきポイント」。銀座のクラブには、他のエリアと違って独自のルールやマナーがあるそうです。敷居が高そうなイメージがありますが、実はそうでもないのかも!?
今回の寄稿者はクラブ経験者のみよんさん。「私には銀座のクラブなんてとてもじゃないけど無理!」と諦めているそこのあなたに、是非読んでいただきたい内容となっています!この記事を読んで銀座デビューを果たしましょう!
◆目次◆
【銀座クラブに向いている女の子の特徴】「銀座のクラブ」と聞くと、なんだか敷居が高くて厳しいイメージがありますよね。
確かに、他のエリアに比べると独自のルールやマナーがあったり、中には厳しいママや先輩ホステスがいるのも事実です。
でも、体験入店やお店見学で自分に合うお店が見つかれば、高待遇で長く働けるチャンスもあるのが銀座のクラブ。
今回は、銀座のクラブの面接や体験入店でチェックすべきポイントと振る舞いについて解説します。
まず銀座では、歌舞伎町や六本木などのエリアより落ち着いたビジュアルが求められます。
もちろん、中には明るい髪色でテンション高めのギャルっぽい子もいますが、基本的には会員制ラウンジよりもやや年齢層が高めで、美人系の女の子が好まれる印象です。
私が六本木のラウンジで働いていた頃は大学生〜25歳くらいのラウンジ嬢が多かったのですが、銀座は25〜50代の女性が活躍されていました。
会員制ラウンジで人気の子が、アラサーに差しかかって銀座のクラブに移籍するパターンも少なくありません。
ただ、やはり会員制ラウンジに比べると遅刻や欠勤、ノルマが厳しいので、会員制ラウンジと同じゆるさを求めている女の子は銀座には不向きです。
ただし、銀座のクラブは会員制ラウンジほどビジュアルを重視しないので、見た目に自信がない女の子でも面接に受かる可能性があります!
個人的に、会員制ラウンジはとにかく顔が可愛くてスタイルが良ければ受かる印象ですが、銀座は「おしゃべり上手」「気遣いができる」「お酒が飲める」など、内面も重視している印象でした。(もちろんビジュアルが良いに越したことはありませんが…)
面接や体験入店の時にうまく自分の内面を売り込めれば、本入店の際にお店から大切にしてもらえると思います。
銀座の体験入店では、誰にでも愛想良く謙虚に振る舞いましょう。
ママはもちろん、先輩のホステスさんや黒服さんにはなるべく元気に「おはようございます」「お疲れ様です」と挨拶してください。
そして、お客さんの席につく際は背筋を伸ばしてニコニコ笑顔で接客。
銀座は係(担当)制で、指名替えはNGです。すでに係がいるお客さんやお連れ様(いわゆる枝)にどれだけ気に入られても、基本的に場内指名というシステムはありません。
もしお客様から「気に入ったからずっとついていてほしい」「連絡先を交換してほしい」と言われた際には、一旦係のお姉さんか黒服さんに相談しましょう。(お客さんが流れるのを気にして、連絡先交換NGのお姉さんもいます)
そして、銀座はボトルを入れるのがスタンダードなので、女の子はお客さんのボトルや抜きものを一緒に飲むことがほとんどです。
そしてこのボトルの代金がホステスの売り上げになるので、銀座ではたくさん飲んでくれる=ボトルを開けてくれる女の子は重宝されます!
個人的に、銀座は「一緒にいて楽しいかどうか」「接待の時に気が遣えるか」を重視するお客さんが多い印象なので、一見「この人がなぜ…!?」と首を傾げてしまうようなお姉さんがものすごい売れていたりします。
つまり、銀座ではそれだけ愛嬌や気遣いが重要視されているということ。
体験入店の際には、テーブルやお客さんの様子に気を配り、笑顔を絶やさず接客しましょう。
そして、銀座のクラブはママのキャラクターや方針によって雰囲気が決まると言っても過言ではありません。
なので、銀座のクラブで働く時はママとの相性がとっても大事!
いっぱい飲んでいっぱい喋るワイワイ系のママなら自然とそういうお客さんが集まりますし、ママが複数いるところは実は派閥があったりするので、あらかじめ体験入店の際にママがどんな人かチェックしておくことをオススメします。
さらに、体験入店では客層が自分に合っているかを必ずチェックしましょう。
ワインやシャンパンがたくさん出る飲み席が多いお店は、お酒が弱い子にはつらいと思いますし、枕を要求してくるお客さんが多いお店も中にはあります。
自分がなるべくストレスを感じなさそうな客層のお店を選んでくださいね。
さらに、ノルマやアフターの回数もあらかじめチェックしておきたいところ。
銀座クラブは基本的に高い日給が出ますが、その分ノルマやアフターがキャバクラや会員制ラウンジに比べて多いです。
月に○回以上の同伴(出勤日数によって異なります)をノルマとしているクラブがほとんどですが、これに加えて同伴をしないと罰金を取られる”強制同伴日”が存在するお店も少なくありません。
また、アフターが多いお店だとほぼ毎日アフターに駆り出され、日給は高いけれど時給に換算すると微妙な銀座のクラブも存在します。
体験入店の際には、必ず同伴ノルマやアフターの頻度についてチェックしておきましょう。
筆者:みよん
中学校の修学旅行で東京に来たのですが、2日目の宿泊先が銀座のホテルでした。
お酒でも飲んじゃおうぜということになり、こそっとホテルを抜け出して1人でその辺に買いに行くことに。
無事お酒は調達できたものの、周りはよく似たビルだらけで、ホテルがどこか分からず迷える子羊に。
どうにかこうにかホテルにはたどり着けたのですが、なかなか帰ってこないわたくしの身を友人たちは案じ、銀座は怖い街だからどっかにさらわれたのかと先生に相談する一歩手前だったそう。
あの頃はたしかに怖い街銀座というイメージでした。
きれいなお姉さまたちに顔向けできません。偏見持ってごめんなさーい!!