今回の内容は、「【 キャバクラ 危ない 】体入・本入後に!歌舞伎町であった注意すべき話」。可愛い女の子と飲みたい男、お金をいっぱい使ってほしい女、両雄が交わればそりゃ色んなことが起こります。あー怖い怖い。
今回の寄稿者はキャバクラ経験者のえみみさん。キャバクラで働いている際に漫画のような出来事に遭遇したそうです。実際にそんなことあるんですね!ってお話なので、とてもおもしろいですよ!是非ご覧ください!
素人さんでも玄人さんでも、新しい会員制ラウンジやキャバクラで心機一転、働き出すのは少し勇気がいると思います。
今回は私が実際に経験した、ラウンジ嬢やキャバ嬢だけではなく、いろんな女の子のためになる歌舞伎町キャバクラであった体験談を執筆していこうと思います。
かなりびっくりな内容も含まれていますが、私の実体験です。
これは初めてキャバクラで働いたときの体験談です。
色恋管理とはキャバクラあるあるかもしれませんが、当時の私はあまりに水商売について無知だったため、色恋管理をされそうになったていたことすらも分かっていませんでした。
色恋管理とは、キャバクラのスタッフがキャストに対して恋心を抱かせるような思わせぶりな言動をして、スタッフがキャストと疑似恋愛をし、お店に貢献してもらえるようにキャストを扱うことです。
そのためスタッフはキャストの指名状況や営業の動向、出勤状況からメンタルケアなど、キャストがしっかり働くよう面倒をみます。
私が色恋管理をされそうになったのは、体験入店日のことでした。
仕事中に店長から呼び出され「仕事終わり空いてる?水商売初めてだと思うから仕事についてご飯食べながら話そうよ」と誘われたのがきっかけでした。
私は正直に「空いてます!よろしくお願いします!」と即答。お店から近くの居酒屋に行って、たわいのない会話をしていました。
私は「あれ?全然仕事の話しないけど、まあいっか…」と思いつつも普通に食事をしていました。すると店長から「ユリア(当時の私の源氏名)、可愛いからすぐ売れると思うな〜彼氏いるの?」と聞かれ、その時は彼氏はいなかったので素直に「彼氏いないです」と答えました。
その後、約1時間にわたって口説きに口説かれました。店長はお店からすぐのマンションに住んでいたようで「うち近いから寄っていきなよ」「長々話して悪かったし、疲れたでしょ?休んで行きなよ」と言われました。
私は「大丈夫です、私も家近いんで〜」と、ささくさ退散しました。
後に知ったことなのですが、その店長は入店してきて売れそうな女の子全員に色恋管理をしているということです。自分が昇格する為に、色恋管理をして売り上げを作らせようとする、ある意味策士でした。
私は体験入店日の色恋管理から逃れ、店長を差し置き別のスタッフに担当になってもらいました。
「色管店長なんて関係ねえわ」と鋼のメンタルでそのキャバクラで2年ほど働き続けずっとNo. 1でした。
私がそのキャバクラに入店した理由のひとつに、そのキャバクラは都内にいくつも系列店があり、安心な大手グループだと思っていて、働いているスタッフもキャバクラという夜の世界ではあるけど真面目なのかな…と思っていたからです。
これからキャバクラの体験入店、本入店する女の子にひとつアドバイスできることは、やはり体験入店だけでは、お店の全貌はみえてきません。体験入店ではどうしても限界があります。
ですので、求人情報やスカウトさん、インターネットの口コミなど、ありとあらゆる角度から情報を得て、それを精査してから入店し「あれ?なんかおかしいな?」と思ったら、一旦自分の頭で考えて、自分の意思で行動してください。
夜のお店の客引き行為は違法です。ですが私、短期間ではありますが客引きをつかっている違法店で働いていたことがあります。しかも風営法では夜の1時まで営業にもかかわらず、そのキャバクラは朝方4時まで営業していました。
もちろん体験入店のときに、客引きをしていること、風営法を破って深夜まで営業していることを知っていましたが、お給料の条件が良かったので本入店してしまいました。
ある日の営業中、いつも通り客引きスタッフが4人ほどのお客様を連れてきて、私はそのお客様の一人の横に座りました。
お客様におしぼりを渡し、お酒を作り終えたら突然、お客様が「ごめんね、ちょっと待っててね」というので何かと思ったら、大きな声で「警察だ!奥にオーナーか店長いるか!客引きは違法だと知ってるだろ!」と警察手帳を見せてきました。
騒つく店内…キャストは更衣室で待っててとお店のスタッフに言われ、みんな逃げるように更衣室にいきました。
「え、私たちも捕まっちゃうのかな?」と、とても心配で、更衣室からこっそり警察と店長の動きを見ていました。警察は風営法許可証や働いているキャストの名簿などを確認するなどバタバタしていました。
しばらくして、店長と客引きをしていたスタッフは手錠をかけられ、胴体に縄を結ばれて、まさに犬の散歩状態。そのまま警察署に連行されました。
今となっては笑い話なんですが、まさにドラマのような展開で本当にヒヤヒヤしました。そしてお店は閉店。売り上げもあまり良くないお店だったので、オーナーがそのタイミングで閉店することに決めたようです。
そしてなにより最悪だったのが、お給料の未払いです。警察が入ってすぐ閉店して、オーナーや店長とは連絡が取れなくなってしまいました。残念ですが、どうすることもできず泣き寝入りしました。
当たり前ですが、違法店で働くのはよくないです。私のようにいい条件に乗せられて働いても、どこかで必ず皺寄せがきます。
面接や体験入店のとき、もしかして違法店かな?と思ったら、本入店しないことをおすすめします。FAみたいにちゃんとした会社でちゃんとしたラウンジやキャバクラを紹介してもらいましょう!
最後になりましたが、上記はお店選びの時のポイント、アドバイスです。私の体験が、少しでもキャバ嬢やラウンジ嬢の為になると嬉しいです。
筆者:えみみ
よくありそうな話ですが、わたくし一度キャバクラで寝たことがありまして、それはそれは勿体ないことをしました。あれは渋谷のキャバ嬢のアンちゃんにぞっこんの頃のお話です。
その日は連日の仕事の疲れもあり、2軒目ということもあり、いつもより酔いは早いなーと感じておりました。
目が覚めると隣にはアンちゃん、だけど周りにはお客さんがだれもいない!?なんでだー!!
なんとまあ2時間ほど寝ていて、すでにキャバクラは閉店時間になっておりました。なんてこったい!
ボーイさんから伝票を受取り、寝ている時間の料金もきっちり請求され(当たり前やろ!)、その日は不完全燃焼のままトボトボと夜の渋谷を歩いて帰ったもんです。
キャバ嬢のみなさん、お願いだから寝ちゃったら起こしてください!ぴえーん!!