今回の内容は「私が会員制ラウンジを辞めてガールズバーを選択したワケ」。会員制ラウンジは楽に働けると評判の女性にとっては天国のような職場ですが、なぜそこを辞めてガールズバーを選んだんでしょうか?男のわたくしにはとても理解ができません。どういう理由があるんでしょうか?
今回の寄稿者は会員制ラウンジを辞めてガールズバーで働いているいのりさん。十人十色という言葉があるように、会員制ラウンジも人によっては天国のような職場ではないそうです。ラウンジ嬢の方で、今の職場にちょっと引っかかってる部分がある人は、読んでみると参考になるかもしれません。是非ご覧ください!
こんにちは。ガールズバー店員歴3年目のいのりです♪
ガールズバーは水商売として勤めるにはハードルが低めの印象なので「水商売自体が初めて」という女の子がとても多いです。
逆に、先にキャバクラやラウンジに勤めているとどうしても給料面が低くなるガールズバーを後から選択…という人はほぼいないと思います。
そんな中私は会員制ラウンジ→ガールズバーという流れで働いているのでかなり特殊人種と言われることも多いです(笑)
なぜ高額時給を捨ててまでガールズバーで働いているのか…、会員制ラウンジを辞めた理由をこっそり語らせてください!
お店によってお客様の雰囲気が変わってくると思いますが、私が働いていた六本木の会員制ラウンジは落ち着いて飲むというよりも、二次会利用をするような大人数でワイワイ飲むタイプのお客様が多いイメージでした。
お酒を飲む量とペースが速いので、お客様が酔っぱらうスピードも速く、荒っぽくなる人・お触りやキスをして来ようとする人・お酒を煽る人など対応が大変でした(笑)
また、「お酒を飲みたいなら○○しろ」と高圧的な方がいたり、高額な金額を提示して性的サービスを要求したり、当時は年齢も若かったので対処になれていない事もあって「怖いな」と感じるところも多かったです。
もちろん、その中でも良くしてくださるお客様もいましたが、合わないと感じる方の方が多かったので辞めるきっかけの一つになりました。
お酒を飲む場であり水商売なので仕方がない事ですが、どちらかと言うと会話を楽しんで、お客様と深く長く仲良くなりたい派の私には対面で話しやすいガールズバーの方が向いていたようです。
これは、女性が集まるとほぼ確実に起こりうる問題です(笑)
お客様の取った取られたでモメるのであればまだ理解できるのですが、女の子同士で派閥が出来てしまい、スタッフ間で揉め事があるのは正直面倒だなぁと思っていました。
学生の頃から女の子が集まるとグループができて、グループ同士が対立したりしなかったり…というのは良くありましたが、私は有難いことにそういったいざこざに巻き込まれないで生きてこれたので、余計にストレスに感じてしまいました。
競争社会の中でみんなで楽しく働けたらいいのに〜という平和主義な考えは会員制ラウンジでは通用しなかったようです(笑)
一方で、今働いているガールズバーでは制度的にそもそもお客さんの取り合いなどが起こることも無く安心でした。
また、面接体験入店をして本入店したての頃から暖かく向かい入れてもらっていたのですぐに馴染めたし、今でも平和に働けています。自分が優しくされた分、新しく入った女の子に優しくしようと思えるのでお店の環境が整っているのだと感じました。
この点は今働いているガールズバーで長く続けられている理由で一番大きいポイントだと思います。
辞める決断をしたきっかけはここだと思います。私自身就職をしてからも、給料面で昼職だけでは暮らしていけないのでナイトワークは続けようと思っていました。
ですが、働いていた会員制ラウンジは基本は固定シフトだったので、昼職の急な接待などに対応できそうになさそうでした。アフターも多い店だったので、普通に帰ると始発か午前3時頃。起きる時間は7時頃なので睡眠時間がほぼ取れず眠れない日も…。
昼間は仕事をしているのでLINEで営業をする時間もなく、どんどん自分のお客様が限られてしまい肩身が狭い思いもしてしまうので、会員制ラウンジでの昼職とナイトワークの両立は諦めました。
一方でガールズバーはシフトが完全自由な事と、昼職での急な対応でシフトに出られないときに融通を利かせてくれるのでダブルワークしやすい環境でした。
休み前は朝まで働けるので、稼ぎたいときは長時間頑張って、平日は終電まで…と自分の生活に合わせてナイトワークできるのは私にとってはプラスでした。
必ずしも会員制ラウンジが悪いというわけではなく、私にはガールズバーが合っていたという話ですが、これが私が会員制ラウンジからガールズバーに移動した理由です。
高額時給を捨ててでもガールズバーを選んだのは、私が働く上で最も重視していたのが「人間関係」でした。どうせ働くなら女の子同士はもちろん、店長などお店の従業員、お客様全ての方と人として信頼できる関係を築きたいと思っていたのでこの点は重要視していました。
そのおかげで、仲の良い女の子のスタッフや困った時に助けてくれるお店の従業員、昼職でも活かせるお仕事を紹介してくださるお客様にも出会えたので「人間関係」を重視して正解でした!
きっと人によって重視するポイントはお金・働く環境・人間関係など異なると思います。
その中で自分が一番重視しているもののポイントを理解することが、ストレスを少なく働くコツです。
きっと自分に合ったお店や働き方があると思うので、ナイトワークを考えている方や今の店が「なんだかしっくりこないなぁ」と感じている方は色々な店舗を試してみることをオススメします!
筆者:いのり
ガールズバーも何度か行ったことがありますが、わたくしは断然ラウンジやキャバクラ派。たしかにリーズナブルにかわいこちゃんと飲めて楽しいのは楽しいんですが、そこにはカウンターというまさにフリーザのようなそれはそれは大きな障害があります。
せっかくかわいこちゃんと飲むなら隣に座って、やんややんやしたいじゃないですか~。そんで、太ももとか二の腕とかお尻とかお触りしたり……、お願い!小指だけでもいいから!ってこれがいけないのか!ダメだー!
今日からガールズバーしか行っちゃいけない修行を行って、わたくしのいけないお手てを戒めたいと思います。おっす、今日から修行すっぞ!!