今回の内容は「男性のお客様とのトークで詰まったら」。会話好きなお客様だといいですが、「女の子と話しに来たんじゃないの?なんで無視なの?」なーんて意味不明なお客様もいることは事実。そんなお客様についたラウンジ嬢の方も多いんじゃないでしょうか?
今回の寄稿者は西麻布ラウンジ経験者のパンダさん。「何話したらいいか分からないよー!」とお嘆きのあなたの悩みを一発で解消します。この記事を読んで、男どもを手玉に取ってやりましょう!
会員制ラウンジやキャバクラと言えば絶対に必要になるのがトークスキルです。顔面レベルがめちゃくちゃ高ければ隣に座ってるだけでいいのかもしれませんが(笑)逆に可愛くてトーク力も高ければもう無敵です!面接や体験入店の時でも武器になりますし!
しかし、お客様のタイプによっては会話がなかなか弾まなかったり続かなかったり…私も何度もそのような経験をしました。過去一番キツかったのは1人できたお客様で、何を話しかけても無視!!という強者がいらっしゃいました……(辛かった)
そんな時どうすれば良いか、私なりに使っていた対策をいくつかご紹介します♪
「この鞄かっこいいですね〜」「そのTシャツおしゃれ〜!」などと言われて気分が悪くなる方はいないと思います。ポイントは、友達に聞くくらいのテンションでなるべく自然に会話することです。
さらに「どこのブランドですか?」とか「こーゆー服装の人、好きなんです」とか「めっちゃ似合ってますね!」と話も広がりやすいですし、お客様からしても嫌な質問ではないので、心を開いてくれるキッカケになるかもしれません♪
あくまでもリラックスして会話してもらうことが目的なので、明らかにオーバーリアクションで「お似合いですねぇええぇぇええ〜〜☆」みたいな言い方は辞めましょう。笑
不動産的な意味ではありませんw
「どこからいらしたんですか?」とか「お勤めこの辺なんですか?」と、自然に土地の話をし、「お住まいもその辺りですか〜?」などと聞いてから「実は今引っ越しを考えてるんですけど、どこに住もうか迷ってて〜」と相談を投げかけましょう。(別に嘘でもいいです)
そうすると、向こうからオススメの場所を教えてくれたり「予算は?」「条件は?」などと質問が返ってきたりします!そこからオススメする理由などを聞いたりすればいろいろと話が盛り上がりますし、本当に知らない場所だとこちらもリアルなリアクションが取れます。
さらに話が早々と終わってしまいそうな時は「○○さんのオススメする地域、TOP3を教えてください!」とランキング方式で聞けば、そのやりとりを3回は繰り返せますね!
これもまた土地柄の話になってしまいますが「どこ出身ですか?」と聞いてみましょう!
地元トークならお客様も引き出しがないことはないですし、オススメの観光地を聞いたり、同じ出身の芸能人を聞いたり、話の幅はかなり広いです!そして、個人的には地方のお客様だったらとてもラッキー!そこから方言の話をするのが好きでした!「○○弁ってあります?」とか、「こっち来て伝わらなかった方言ってありました?何かクイズ出してください!」とゲーム感覚で盛り上がれたので楽しかったです☆
自分も地方出身ならクイズを交代で出してもいいですしね!わたしは方言強めな男性に弱いので、めちゃくちゃテンションあがって「このあとずっと○○弁で喋ってください♡」とお願いしたりして、自然と笑顔で会話が続きました!
何を試しても盛り上がるような返事が来ず、あまりにも静かなお客様には、意外とその理由を聞いてしまうのも心を開いていただくキッカケとなります。
ただ、聞き方を間違えると相手に失礼なので気をつけなければいけません。「なんで静かなんですか?」なんて絶対に聞かないでくださいね!笑
例えば、団体でいらしてる中で一人だけ静かなお客様の隣に着いた時は、まわりには聞こえないような小さい声で「もしかして、大勢でわちゃわちゃするの、苦手だったりします?」とあくまで"2人だけの本音"のような形で入りましょう。
そこで「そうなんだよね」と返ってくれば「実は私もなんです」と返したり、「そんなことないよ。ただ、こーゆー店初めてで」などと返ってきた時には「実はわたしも最近入ったばっかりで」と返したり、こっそり打ち明けて共感してあげると、自然と心の距離が縮まります。
そこからはお相手に合わせて無理のないペースで会話をしてあげればそれで良いと思いますし(この子理解してくれてありがたいな)と思ってもらえたことにより、そこからはぎこちなさが取れることがありました!
それでも「いや別に」などと明らかにテンションが低い時は「あっ、もしかして、私がブスだから(;o;)?笑」と自虐に走ってクスッと笑ってもらうのもありですw
「何軒目ですか〜?」。これは、女の子がチェンジになるたびに聞かれている可能性があるので、後半になればなるほどめんどくさがられます。一番最初に席についた場合のみ通用する質問だと思っておいた方がいいかもしれません。
同様に「なんの集まりですか〜?」「お仕事何されてるんですか〜?」「お酒飲んでますか〜?」などのありきたりな質問も辞めておきましょう。
女の子はだいたい30分でチェンジになるので、30分話が盛り上がればOKだと思います!
ステイをいただいた場合は時間も長くなりますが、ステイしてもらってる時点でお客さんは楽しんでる証拠なのでそのままで大丈夫です!
あとはせっかくお客様がお話してくれるようになっても「そうなんですね〜」とか「へ〜」などのありきたりな返事では、続きません!
こちら側がお客様に心を開いて、笑顔でお話しすることが一番大事なポイントだと思いますので、試してみてください☆
筆者:パンダ
今では女の子とも普通に話せるようになったのですが、実は高校を卒業するまで女の子とまともに話すことができず、それはそれは照りっ照りのチェリーボーイでした。
いざ面と向かうともうパニックで顔が引きつって、DIOの「ザ・ワールド!」が発動してまさに時が止まっているかのよう。「承太郎助けて!」と心の中で叫んでも、スタープラチナが出てくるはずもなく、ただ目の前から女の子が去っていくのみ。。
いやー、あの頃と比べると随分余裕がある男になってきたなーと自画自賛しております。オラオラオラオラオラオラオラ!!!