今回の内容は、「会員制ラウンジで就職活動!今までしたコネ入社の経験を全公開!」。会員制ラウンジに来るお客さんは大体がハイスペックな人です。そんな人にお願いすればさらっと就職できることも多いそう。
今回の寄稿者は西麻布ラウンジ経験者のエミリーさん。なんと今まで働いた会社は、全てラウンジのお客さんの会社だそうです。コネ入社だからこその経験や気を付ける点を紹介してくれました。安易に入社しちゃわないように、是非参考にしてみてください!
◆目次◆
私は今、夜働いていたときにお客様だった人の会社で働いています。今まで3社で働いたことがありますが、全てお客様の会社です。
夜働いていると、お昼何してるの?と聞かれますよね。何もしてないけど仕事しなきゃなと思ってる→じゃあうちで働いてみれば?という流れで会社に入れてくれることが多いです。
1社目は、食品や医薬品を入れる容器を作っている会社の事務でした。書類を作成したり、社長のスケジュールを管理したり、雑務が多かったです。
小さな会社だったので、他の社員の人とも仲良く毎日が楽しかったです。でも途中から営業をするようになって…楽しかったのですが、ストレスは増えました。お客様と話してアピールしたり、売り上げのことも考えないといけないので。
そうなると、最初にもらってた給料では割に合わないなと思うようになったんです。ストレスで買い物したくなりますし、お酒もたくさん飲みたくなります。笑
それでまた夜ガッツリ働くようになり、あーやっぱり夜の仕事は楽しいなって気持ちになります。そうすると昼の仕事に身が入らなくなるので休みがちになっていき…辞めることになりました。
結局働いたのは2年です。
2社目は有名で大きな会社でした。IT系です。
最初は簡単な事務として入る予定でしたが、気が付いたら営業に。周りはすごい人ばかりで圧倒されました。
でもその時自分は社会人としてちゃんとしたいと思っていたので、ものすごく努力しました。なので夜の仕事は週末だけ、それ以外はずっと仕事をしていました。
でもやっぱりお金なんですよね…(笑)今まで夜の仕事で生きてきたので、お金が圧倒的に足りない。
あと、毎日同じ時間に同じことをするのがすごくストレス。
どれだけ眠くても絶対起きないといけないし、満員電車にも乗らないといけない。旅行もパッといけないですよね。
そんなストレスと仕事でのストレス、お金のストレスに耐えられなくなりました。それで結果半年でやめちゃいました。
そして、3社目の今の会社もIT系です。
2社目を逃げるようにやめて、私に昼の仕事はもう無理なんだ、向いてないと完全に諦めていたとき、お客様に声をかけていただき、今までうまく続かなかったこと、お金の面で割に合わなかったことを伝えました。
すると、2社目で頑張ったことを評価してもらい、あの会社で営業していたのなら、と給料を今までの20万上乗せで雇ってくれました。
仕事内容はサービスの企画、ディレクションです。
自分にはこんなことができる、こんなことをしたいとアピールしたのが良かったと思います。仕事は自分で考えることが多く、悩むことも多いですがとても楽しいです。今もその会社に出ながら、週末できれば夜働くという感じです。
夜働いているとどうしても夜型になるし、お金もなかなかたまらないと思います。でも一度でもいいのでお客様に助けてもらって、お昼の仕事を経験するのは良いと思います。
夜の仕事を辞めるときに全く働いたことがないより、経験があった方が普通に就活もしやすいです。
ただ、気をつけないといけないことが3つあります。
お客様によっては雇ってもらうことを弱みにとって、体を求めてくる人が多いことです。特に秘書になってほしいという言葉には注意です。
お客様からできるだけ離れたポジションで、少し変なことを言われたら周りがセクハラと言ってくれるような環境で働きましょう。
見極めは難しいですが、まあダメでも夜に戻ってくればいいんです。笑
2つ目は、他の社員とうまくやることです。
女性は敏感です。夜の仕事の女の子を良く思わない人もいます。ましてや社長から気に入られてたりすると妬まれることがあります。
なので知り合いとして入るなら、あくまで一般人として。夜の仕事をオープンにするとしても、お金の話はしない。あくまで何か目標のためだったということにする。
持ち物や化粧、話す内容には気をつけましょう。二日酔いで会社に行くのもダメです。笑
あと、日頃仕事でお客様と話していて自然と距離が近かったり、聞き上手な自分を無意識に出してしまうことがありますよね。でもそれは一般人には必要ありません。
男性から勘違いされて、社内恋愛で揉めるのが1番めんどくさいです。
ラウンジ嬢やキャバ嬢など夜働く女の子なら、その辺にいる人よりは可愛い・綺麗だと思います。そんな子に優しくされたから、もしかしたら自分のことが好きなんじゃとと勝手に勘違いする男の人は多いです…ほんとに…。
ちょっと塩対応くらいでいいです。女を見せすぎないようにしましょう。これもまた女性の反感を買うので。
最後に、せっかくお昼で働くなら、何か資格を取ってみたり、今後の人生のためになることをしてみたらいいと思います。一生夜の仕事でいいと思ってる人は少ないはずです。
うまく結婚しても、離婚するリスクもありますし、今の時代共働きになることも多いですよね。そんな時のために、自分の価値を高めておいた方がいいです。見た目は必ず劣化しますから。
25を超えたらそろそろ考えないといけないです。さすがに27とかにもなって職歴がないと、まともな仕事がありません。親も心配します。
でも、夜働いてるとこのように普通ではありえないチャンスがあるのでどんどん利用しましょう!会員制ラウンジで面接や体験入店できるのであればそれなりに見た目も整っているので、そう簡単に企業の面接には落とされませんし!お昼の仕事をすることで、少しでも自分のためになればいいですね。就職活動の一環としてラウンジ嬢としてバイトをする期間があってもいいのかもですね!皆さんの参考になればうれしいです!
筆者:エミリー
わたくしも大学生の頃人並みに就職活動はしまして、夏のものすごい暑い中スーツを着て、汗だくになりながら面接に行ったものです。
めでたくとあるブライダルの会社に就職が決まりまして、「よっしゃ!世の中のカップルたちを結婚させて出生率を上げていくぜ!」なんて日本の少子高齢化に歯止めをかけようと思っていたのですが、なんと大学を留年してしまい、あっさりこの就職は白紙に。
その後なんやかんやでこんな仕事をしてまして、あのときの意気込みはどこへ行ったのやら。人生何があるか分からんもんですね、ほんと。