今回の内容は、「元ラウンジ嬢が語る初マタ体験談!計画無痛分娩 」です。
出産の痛みは「鼻からスイカを出すくらい痛い」って話を聞いたことありませんか?
そんな出産時の痛みを少しでも和らげようとした元ラウンジ嬢の話です。
今回の寄稿者は「パンダ」さん。自身の経験をもとに今回の記事を書いてくれました。
恵比寿のラウンジを引退して今の旦那と結婚し人生で初めての妊娠。
妊婦さんの間では、初マタニティを略して「初マタ」と言われています。
今回は【初マタ体験談〜計画無痛分娩〜】です。
私は、妊娠する前から"出産するなら無痛分娩"と決めていました。
理由としては、もちろん痛くないに越したことはないというのは大前提にありますが、両親が共働きの為、里帰り中もあまり頼れないということと、旦那さんの仕事の帰宅が遅く休日出勤も多かったので、とにかく産後のダメージを減らしたかったからです。
無痛分娩について調べていると"無痛分娩は痛みを経験していないから楽なお産"などという意見を目にしましたが、悪阻で入院、胃が圧迫される息苦しさ、皮膚が伸びる痛み、食事や飲み物に気を使いながらの生活を10ヶ月も過ごしてきた時点ですでに楽じゃなかったので、気にしないことにしました(笑)
更に、旦那さんがすぐに帰ってこれないような場所に、日帰り出張も多かった為、計画無痛分娩ということで、前もってお医者様と相談して決めた日にちに入院し、誘発剤で陣痛を起こして出産するという選択をしました。
旦那さんの確実にお休みの日に合わせることができたので、結果としてこれもやってよかったです♪
流れとしては、出産希望日の前日の夕方に病院へ行き、最終診察を受けて問題がなかったのでそのまま入院しました。陣痛室で夕飯を食べて、誘発の処置をして消灯。翌朝から誘発剤投与開始の予定が組まれていたのですが…なんと無痛分娩をする人は18時の夕飯から出産が終わるまで飲食絶対禁止でした…。
無痛分娩を行う際の脊椎麻酔の副作用で嘔吐してしまう事もあり、それが原因での誤嚥性肺炎の危険性を減らす為なのですが、これ、本当にしんどくて、もしかしたら出産の中で一番辛かった事かもしれません。
飴やガムやミンティアも水もお茶も禁止でした。
※出産後調べたところ、病院によっては水やOS-1等ならOKなところもありました。
空腹は乗り越えられたのですが、寒い季節の出産ということもあり、陣痛室から分娩室まで暖房が効いていて、どんどん喉がカラッカラになっていくのが結構辛かったです。
先ほども書いたように、前日の夜に誘発の処置をして翌朝から誘発剤投与の予定でしたが、なんと夜中に自然に陣痛が始まったのです!!!
一晩徐々に強くなる陣痛と共に過ごし、一睡もしないまま朝が来てすぐ無痛にする為の脊髄麻酔を打ちました。
麻酔自体はそこまで痛くなかったのですが、大きいお腹で背中を丸くするという体勢が、息ができなくて苦しかったです。
私は特に嘔吐などの副作用は最後までありませんでした!
そこからは腰から下の感覚が一切なくなるので、陣痛が来ていることもわからないし、足を持ち上げたり動かしたりすることも自力ではできませんでした。足が痺れて冷たくなっていく感覚がしていたので、さすってもらうとかなり楽になりました。
ここから後は、分娩台に移動の許可が出るのをひたすら待つだけだったので、今のうちに仮眠を取っておきました。
分娩台にあがってからの感覚としては、ものすごくハードな腹筋の筋トレをしている気分でした!
ジムでスパルタなコーチにトレーニングしてもらっているような…(笑)
そしてさすが無痛分娩!助産師さんと冗談を言って笑う余裕や、自分でうちわであおぐ余裕もありましたが、ここでまた喉の渇きに追い討ちが!!!分娩室が、赤ちゃんに合わせた適温になっているので25度くらいまでガンガンに暖房が効いていて、本当に暑さと乾燥と喉の渇きで干からびるかと思いました…
ここまでは痛みには余裕はありましたが、さすがにいよいよもう出るという時には、骨盤や骨が広がる痛みがありました!ただ、呼吸を意識して整えていれば乗り越えられ、トラウマになったり叫んだりするような痛みではありませんでした。
先生の「もういきまなくていいよ〜」の言葉の後にに、本当に「オギャーオギャー」という泣き声が聞こえてきました。
その時の正直な感想は(あーーーやっとしんどかった妊婦生活が終わったーーーー)でしたが(笑)
実際にお腹に乗せてもらって、あったかいなぁと思い、諸々処置を済ませてもらって、指を握ってくれた時に生きてるなぁと思いました。
ちなみに、まだ麻酔が効いているので、会陰切開や胎盤処理や会陰縫合も全て無痛でした!!
結果的に、無痛分娩にしてみて本当に良かったと思いました!!!もちろんお産は人それぞれですが、後陣痛もそこまで感じず、里帰りしたその日には小躍りできるくらい元気で、床上げとは?というくらいすぐ動けました!
そして出産に対するトラウマもほとんどありません。(むしろ悪阻の方がよっぽどトラウマ。笑)
費用はかかりますが、陣痛、出産、産後の痛みやダメージがこれだけ軽減されるのならば、安いものです!!
もしこれが楽をした出産なのだとしたら、10ヶ月間お腹で命を育てるということだけでもものすごい努力と奇跡が必要なことなので、出産くらい医療の力を借りて楽をしたっていいと思いました!!(個人的な意見です)
心にも余裕をもって出産できたので、とてもいい思い出になりました♪
※もう一度言いますが、デメリットや事故がない訳ではありませんので、よく調べて納得した上で選択してくださいね!
とはいっても妊娠するにはパートナーを作ったり「結婚」したりすることが必要ですよね?現代社会において出会いは多種多様。そんな時に会員制ラウンジの面接を受けて採用されることも近道かもしれませんね!
不謹慎なことを言っているかもしれませんが、いろいろな考え方ができるのでラウンジの体験入店に行ってみるのもオススメいたします。
「道のりは長いですが出産の痛みに比べたらマシ」という言葉が胸に刺さりました。
出産というのはそれほど苦しくつらいものだということですね。
僕の将来、子供が生まれたら奥さんになった人には感謝を常にしなければと思いました。
勿論母には感謝していますよ!