今回の内容は、「裏引きは稼げるけど危ない?今更聞けないキャバクラ用語」。キャバクラの違反行為のことを爆弾と言います。その爆弾の代表としてあるのが「裏引き」です。いったいどんなものなのか?
今回の寄稿者は六本木キャバクラ経験者の「みよん」さん。ラウンジや高級クラブなど多くの水商売でバイトした経験のある彼女が「裏引きは稼げるけど危ない?今更聞けないキャバクラ用語」というテーマで記事にしてくれました!
キャバクラやラウンジで働くキャストの中には、「裏引き(うらびき)」をしている女の子が一定数います。
今回は、そんな裏引きの意味や注意点、やり方について解説していきます。
「裏引き」は、お店で出会ったお客さんとプライベートで会ってお金をもらったり、プレゼントを買ってもらったりすることを言います。
言い方を変えると、所属しているお店を通さずに、お客さんから直接金銭を受け取ることが裏引きですね。
キャバクラやラウンジ、ガールズバーから高級クラブなどのナイトワークのほか、風俗やコンセプトカフェなど、女の子がキャストとして働く職種ではよくある話です。
裏引きには、大きく分けて2つのやり方があります。
まず1つ目は、
「お金を払うからデートしよう」
「欲しいものを買ってあげるからプライベートで会おう」
などと言われて、お客さんから裏引きを誘われるパターン。
ナイトワークの経験がある場合、こんな風に誘われたことがある女の子も多いのではないでしょうか。
2つ目は、
女の子の方から
「お金をくれたらデートできるよ」
「シャネルのバック買って欲しいから外で会おう」
と裏引きを持ちかけるパターン。
裏引きは、お店を通して働くより多くのお金を手にできるケースが多いので、お金に困って自分から裏引きを持ちかける女の子も存在します。
最近では、個人的に支援してくれる男性を探しにナイトワークをはじめる女の子も多いみたいですね。
ちなみに、「枕営業」と「裏引き」は混在しがちな用語ですが、私はこう区別しています。
枕=お客さんと寝て、お店でお金を使わせる
裏引き=お客さんとプライベートで会って(寝て)、個人的にお金をもらう
枕営業は完全にお客さんと寝ているわけですが、裏引きは健全なデートをするだけの場合もあります。
基本的に、どこのラウンジやキャバクラでも裏引きはNG行為となっていますし、個人的にもトラブルの原因になりかねないと思っているので、はっきり言ってあまりオススメはしません。
確かに、裏引きをすればお給料以上のお金が手に入ることもありますが、お客さんから嫌なことをされても誰も守ってくれないので、“自分で自分を守れる自信”がないと危険な目にあう可能性も存在します。
中には、「ついお客さんから好条件を提示されて裏引きをしてしまった…」という女の子もいるかと思いますが、裏引きをし引っ張ったお客さんも、その女の子にお金をたくさん貢いでいるのでその関係が終わった途端
「俺あの女の子にこんなにお金渡したんだけどね」
とお店に暴露され、やってはいけないことなのでお店に問い詰められ女の子は辞めなくてはいけなくなるのがよくあるお話です。
裏引きはハイリスクハイリターンな行為であることを、絶対に忘れないでくださいね。裏引きは売上機会の損失であることを覚えておきましょう。
キャバクラなど水商売用語の「裏引き」についての記事でしたがいかがでしたか?
少しでも多く稼ぎたいという理由から「裏引き」をする女の子もいるみたいです。僕もこの仕事をやる前、知り合った女性も昔キャバクラでバイトをしている時にやっていましたね。
裏引きをなぜお店が許していないか?お店の売り上げが減るから?それもありますが「女の子が危険な目にあったときに責任が取れないから」というのもあげられます。
キャバクラやラウンジ側も頑張って稼いでいる女の子がもし、事件に巻き込まれるなどしても守ることが出来ません。「売り上げにつながらない」以外にお店が「女の子を守りたい」という優しさから「裏引き」が「爆弾」としてやってはいけないことの一つに含まれているのかもしれませんね。
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