今回の内容は、「銀座クラブには「場内指名」がなぜないのか?現役ホステスが理由を説明!」会員制ラウンジやキャバクラでバイトをしていると、お客さんに気に入られたら「場内指名」というのがありますよね?
でも銀座の高級クラブにはそのようなバックシステムはありません。なぜないのか疑問に思ったことありますよね?
今回の寄稿者は現役クラブホステスの「マヨ」さん。キャバクラも経験いたことのある彼女が今回「銀座クラブには「場内指名」がなぜないのか?現役ホステスが理由を説明!」という内容を記事にしてくれました!
キャバクラやガールズバー、ラウンジで働くと、ほとんどのお店で「指名制度」というのがあります。
指名制度の内容や仕組みは業務形態やお店によって異なりますが、その中でも「場内指名」というものがあります。
ただ、同じ業種で合っても銀座のクラブには、その「場内指名」というものがありません。
ここでは、「場内指名」とは何か?を含めて、解説いたします!
場内指名とは、本指名の子がいない場合や、本指名の子とは別に場内(キャバクラ内)で気に入った子がいる場合の指名方法です。(本指名=お客さんが特定のキャバ嬢を入店時に指名すること)
専門用語として、場内指名は「場内」と略されることが多いです。
場内指名はその場でお客様があなたのことを気に入ってくれた証拠であり、がんばれば次回は本指名につなげることができます。
場内指名にも指名料分のバックも入るので、その分はお給料に上乗せされます。
新規で来てくれたお客様に気に入っていただき、次回は本指名での来店に繋げることで、自身の売り上げ(報酬)がどんどん増えていきます。
さらには、場内指名をくれるお客様はドリンクやフードを頼ませてくれることも多いので、場内指名のインセンティブに加えて、ドリンクバックやフードバックを獲得しやすくなります!
また、場内指名を取ることができる子は、優先的にフリー客につかせてもらえる傾向があります。
場内指名の料金は、お店の売り上げにもなりますし、次回以降の来店につなげることができれば長期的な売り上げが見込めるため、ボーイや店長は場内指名を取りやすい「仕事のできるキャスト」からフリー客につけていくのです。
私もキャバクラから高級クラブに移籍した時に知ったのですが、銀座のクラブでは「場内指名」の精度がないのです。
なぜかというと、一見さんお断りで会員の紹介がないと入店すらできない銀座のクラブの場合、そもそもキャバクラでいう「フリー客」が存在しません。
銀座では「永久指名(係制)」という制度があります。永久指名されたホステスは「係」とよばれることが多いです。キャバクラの本指名とは異なり、新規のお客様に最初に付いたホステスに「永久指名」権がつきます。
詳しく話すと長くなるため今回は割愛しますが、係だった女性が引退したり、他店に移籍してお店を辞めた場合は係がいなくなります。
そうでない限り、いわゆるキャバクラでいう指名替えはありません。
係のホステスのヘルプとして席について、お客様に気に入られたとしても「場内指名」はつきません。
ただ、係以外との同伴は認められているため、同伴等でお客様をコンスタントに呼べるようになると、ヘルプ貢献度が高いとして、日給を上げてもらえます。
先輩ホステスが辞められて係を引き継いで係になるケースや、ご自身がお店を移籍されて前のお店のお客様を引っ張てきて係になる場合もあります。
「場内指名料」が発生しなくても、いろんな可能性を見込んで、必要とされるヘルプを目指しましょう!
高級クラブになぜ場内指名がないのかという記事でしたがいかがでしたか?
お客さんの「枝」で紹介されて初めて入店できる高級クラブに場内指名というのは必要ではないということがわかりましたね。高級クラブ側も信用できるお客さんだからこそできる銀座独自の文化なのでしょうね。
ただ女の子の中にはバックとしてお金が欲しいという子がいますよね。でもキャバクラの店舗の中には怖いお客さんの来店もあるので安心して働きたいですよね?
会員制ラウンジはキャバクラのようなバックシステムがあり、高級クラブのようにお客さんの枝として紹介されないと入店できないという「女の子が安心しては働け、時給以外にバックシステムがあるから稼ぎやすい」といういいとこ取りした業種なんですよ!
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