今回の内容は「奨学金返済はキャバクラが良い理由」です。
家庭の経済的な事情で「進学が難しい方」に向けに、学費の付与や貸与を行う奨学金制度です。
あたりまでですが、いずれ返さないといけないお金です。
今回の寄稿者はキャバクラ経験者の遠葉さん。
彼女が今回「キャバクラで貯めたお金で奨学金を返済した経験」をわかりやすくまとめました!
◆目次◆
大学や専門学校で学ぶにあたり、奨学金を借りる方は年々増えていると言います。
私も実は、4年制の私大に通うために結構な額の奨学金を借りていました。
そこで今回は、私の当時のタイムスケジュールや収入をもとに、どういった働き方をすれば奨学金が返済できるのかヒントとなる内容をお伝えしたいと思います!
私は当時文系の4年制私立大学に、奨学金を借りることを前提で進学しました。
実家はそんなにお金もなく、学費を出してもらう余裕はありません。
そこで私が借りることになった学費は、総額約300万円。
実家の所得の都合上、(運のいいことに?)無利子でした。
調べたところによると奨学金の平均借り入れ額は310万円とのことだったので、かなり平均値に近いことになります。
ただ、18歳にして300万円もの借金を背負うということにプレッシャーを感じ、一刻も早く返済のメドを立てたいということで私はキャバクラのバイトを決めました。
私がキャバクラでバイトを始めたのは、大学1年生の夏休み。
それまでは、キャバクラで働こうとは思いつつも踏ん切りがつかずにいました。
しかし!襲い掛かってきたのが「交際費」。
大学ってサークルやらゼミやらで飲み会が多く、ただでさえ300万円のプレッシャーがあるのに高校時代に細々貯めた20万弱の貯金はあっという間に底をつき…とうとう、夏休み初日に体入に行ったキャバクラに入店を決めました。
私が奨学金300万円分を貯めることに成功したのは、大学3年生に上がる直前。
奨学金専用の口座を作り、卒業と同時に返済できるように貯めていました。
当時の月収は時給4,000円、オーラスでだいたい5時間勤務。
引かれものもあり、日給換算すると1万5千円くらいだったと記憶しています。
1万5千円×週4(16日)出勤に指名料や同伴バックなどをプラスして、だいたい月収は30万円くらい。
試験で全然出勤できないときもたびたびあったので、月に5~20万と奨学金返済用の貯金額はばらつきがありましたね。
しかし、なんだかんだで1年半で300万円を貯金できた計算になります。
これはもちろん実家暮らしという前提があったからできたことで、一人暮らしならもっと貯金できる額は限られ、時間がかかっていたと思います。
コツコツ貯金をする日々でしたが、当時一番困ったのは誘惑…。
だって、学生で月30万円稼いでいたらいろんなものが欲しくなるわけです(笑)
ブランドだったり、最新のコスメだったり、物欲はとどまることを知りません。
ただ「奨学金のために働いているんだ」と言い聞かせて、お金はあるのに無駄遣いできないという状況がかなりつらかったですね。
その反動で、300万円が貯まって以降は全然貯金できませんでした(笑)
今考えたら奨学金以外でも月数万でいいから貯金しとけばと良かったなと…。
今回は、奨学金返済のために夜職を考えている方の参考になればいいと思い、私の実体験をまとめました。
もちろん借入額も時給も、実家暮らしか一人暮らしかも含めて状況はひとそれぞれ。
あくまで「夜職で頑張れば学生のうちに奨学金分の貯金をできる可能性はある!」という視点でとらえていただければと思います!